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王子・家族・笛。王子主体。
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またんご。

突然の嵐で難破してしまった、十数名の女たち。
彼女たちはたどり着いた島で、恐ろしいものを見るのであった。

「ふふふ、どうだね私の作品は!」
「あなたは?!いったい誰なのです」
「私の名は定無博士。さあ、私の作品を見るがいい!」

そう言って定無博士が示した先には、
ああ、なんということでありましょう。
そこには美しい一人の男が立っていたのです。
しかしその男の頭は・・あろうことか、キノコなのでした。

「見るがいい、これぞ私の目指した人とキノコの融合体!」

一人の女が見かねて叫びました。
「なんというひどいことをするのです!こんなに美しい人にこのような」
定無博士は怒りました。
「ええい、この美しさがわからぬか!
これぞ最上の都会の美、名づけて上の都、上ん都だ!」

そして男の頭を揺さぶりました。
するとどうでしょう。
頭から胞子がキラキラとふりそそぎ、抗議した女にかかりました。
そして、女の頭もキノコになってしまったのです!!

定無博士は胞子を振りまき続け、
そこにいた女たちはほとんどキノコになってしまいました。
しかしただ一人、必死に逃げ続け、
浜辺にあった小船をこいで街に帰ってきた女がいたのです。

「・・でも、私はあのとき、キノコになるべきだったのかもしれません。
今でも夢にみるのです。
あの美しい男性が、月夜の下キラキラと胞子を飛ばしている姿を。
きっとみんな仲良くキノコになってそこで暮らしていることでしょう。
ああ、私も残ればよかった!」

******

すんまへん。
「マタンゴ」って怪奇映画が昔あってですね、
王子ブログ読んでから、どうしてもそれが頭に残って残って。

えーと。

スベるのは私が引き受けたから、
明日、皆様はがんばってね!
 

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