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王子・家族・笛。王子主体。
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ぷりんせすとよとみ。

「プリンセストヨトミ」(万城目学)を読みましたん。
この方の本はホルモーも鹿男も好きだなあ。
どっちも本しか読んでないけど。
あ、「プリンセス」も映画になったんだっけ。
ネタバレになるのでできるだけ内容は控えますが、
大阪を舞台にした一種のSF・・といっても過言ではないかも。

ただ、私にとって大阪と言ったら、
やはり相方さんを連想してしまうです。
もし、この世界に相方さんがいるのなら、
どういう行動を取るのか。
更に、そこに王子も巻き込まれたとしたら、
半分だけ「知っている」相方さんとまったく知らない王子は、
どういうやり取りをするのか。
・・・仮にその日がライブ当日であるのなら。

こういう妄想が発展する小説というのは、やっぱり面白いと思うですよ。

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マボロシの鳥。

王子に影響されて太田さんの本を読むのは2回目。
前回は一昨年だったか、「憲法9条を世界遺産に」だったなぁ。
あのときも素敵な時間を過ごせましたが、今回もアタリでございましたよ。

王子ブログの、
「歪んでいて、それでいて真っ直ぐで、素敵な人です。
この本の感想よりも、この本を書いてる人に興味を持ってしまいました。」
・・って言葉を読んで、
その言葉、そのままお返しいたしますって思った方はきっと多いはず!!
もちろん私もだけど。

でもさすが太田さんは、王子よりも歪み方大きいっすな。
王子が天然物の真珠だとしたら、
太田さんはバロックパールの黒真珠ってとこでしょーか。

本の感想としては、帯の角田光代さんの言葉が一番近いです。
あの歪みっぷり、あの饒舌、あの脆さ、
それは本気で美しいはずの世界を信じてるからなのかしら。

えーと。
この本は短編集なわけだけど、
中でもタイトルになってる「マボロシの鳥」が私は一番好きです。
んでー。
私にとっては、王子もこの鳥ですのよ(^_^;)
もうこれ以上美しいものなんか一生見られやしない!!って思うの。
・・・ま、捕まえたら絶対離さないだろーけどねー(笑)

「人類諸君!」も「ネズミ」も「地球発・・・」も好きだなー。
私の煩悩は109よりももう一つくらい多そうな気がするなー。
110かあ。
・・・パトカー呼ぶレベル(^_^;)

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本の話。

「バイオリニストは目が赤い」 鶴我裕子 (新潮文庫)
リコーダー仲間に勧められたエッセイ集で、作者はN響のバイオリニスト。
いろんな個性的な指揮者の話、曲の話が面白い。

こんな一節がありまして。
「(略)リハーサルは、もっとも長くて三日間。(略)
 これは時間がないのではなく、これで充分なのだ。(略)
 演奏会はナマものなので、わかってるのにいじくりまわすと、
 どんどん悪くなるのだ。ホントよ。」

えーとこれを読んで思ったのはのだめではなく、
3日のリハで完璧だった武道館ライブでございます。
・・・信憑性、あるなぁ(笑)

「億万長者の殺し方教えます」 ナンシー・マーティン (ハヤカワ文庫)
アメリカのコージー・ミステリ。
フィラデルフィアの名家に生まれ、
いまや没落した3姉妹の、しっかり物の次女が主人公。
アメリカのセレブの世界は相当ぶっとんでますなぁ。
日本でも時代劇マニアは多いけど、
パーティのたびに仮装して出席する人がいたら、
そりゃセレブじゃなくてオタクだろーと・・・。
・・・いや待て、叶姉妹だってありゃ仮装か?

面白かったのは、この姉妹が没落したときのくだりで、
貧乏対策がいろいろと並べられてるシーン。
「そして交響楽団の年間予約シートを売り、週末のパリ旅行をキャンセルして・・」

そうかぁ。
セレブにとってオケの年間会員であるってのは必須のステイタスなのね。
週末のパリ旅行と同列なのね。
フランク君もそういうセレブな世界の・・・をを。

というわけで最近読んだ本でした。
今は「ゴールデン・スランバー」を買ってきたところ。
映画を今日見てきたのよねー。面白そう♪

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