王子に影響されて太田さんの本を読むのは2回目。
前回は一昨年だったか、「憲法9条を世界遺産に」だったなぁ。
あのときも素敵な時間を過ごせましたが、今回もアタリでございましたよ。
王子ブログの、
「歪んでいて、それでいて真っ直ぐで、素敵な人です。
この本の感想よりも、この本を書いてる人に興味を持ってしまいました。」
・・って言葉を読んで、
その言葉、そのままお返しいたしますって思った方はきっと多いはず!!
もちろん私もだけど。
でもさすが太田さんは、王子よりも歪み方大きいっすな。
王子が天然物の真珠だとしたら、
太田さんはバロックパールの黒真珠ってとこでしょーか。
本の感想としては、帯の角田光代さんの言葉が一番近いです。
あの歪みっぷり、あの饒舌、あの脆さ、
それは本気で美しいはずの世界を信じてるからなのかしら。
えーと。
この本は短編集なわけだけど、
中でもタイトルになってる「マボロシの鳥」が私は一番好きです。
んでー。
私にとっては、王子もこの鳥ですのよ(^_^;)
もうこれ以上美しいものなんか一生見られやしない!!って思うの。
・・・ま、捕まえたら絶対離さないだろーけどねー(笑)
「人類諸君!」も「ネズミ」も「地球発・・・」も好きだなー。
私の煩悩は109よりももう一つくらい多そうな気がするなー。
110かあ。
・・・パトカー呼ぶレベル(^_^;)
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