「念力家族」
「念力姫」 (笹公人)
んーと、説明が非常に難しいんだけど・・短歌集、なんだろう一応。
しかしこれを、優雅に花鳥風月を詠んでいると思ってはいけない。
また、「ほとばしる生命の力」だの「青春の叫び」だのと思ってもいけない。
・・・オカルトギャグライトノベル、が、一番近いと思う。
「念力家族」を、私は「トンデモ本の世界」のシリーズで知った。
この「念力家族」はフィクションなので、本来の意味での「トンデモ本」ではないんだけど、
トンデモ本と言わせてしまうほどの迫力があるんだ・・よなぁ。
「注射針曲がりてとまどう医者を見る 念力少女の笑顔まぶしく」
「落ちてくる黒板消しを宙に止め3年C組念力先生」
「「ドラえもんがどこかにいる!」と子供らのさざめく車内に大山のぶ代」
こ、こんなもの、短歌のくくりにいれていいのだろうかっ!!
作者はHPで短歌教室みたいなのもやってるらしいし、
http://www.uchu-young.net/sasa/
http://www.sasatanka.com/
これ以外も沢山歌集を出している。
でもまずは、最初に一番インパクトのあった2冊をチョイス。
・・・で、これ、トイレで読むと、最高だと思うのよねぇ。
マニアックすぎたかなぁ。どうしよう。
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