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近藤史恵「スタバトマーテル」感想

96年の本。古本屋さんで105円で入手。

この人の本は数冊しか読んでいないけど、暇つぶしも兼ねて買ってみた。105円だしね(^_^;)


あー・・母子モノ・・・。

このところ、偶然なんだけど、母子モノに遭遇する確立が高い。

「KIDS」、「吉井和哉自伝」、そして「スタバトマーテル」。

「スタバトマーテル」はミステリ(サスペンス?)だから、色合いがかなり違うけど。


「KIDS」は子供を拒否する親、物理的な虐待。

「吉井和哉自伝」は子供を育てず執着する・・ネグレクトに近いかなぁ。和解してるけど。

「スタバトマーテル」は子供に執着し支配する親。


ぜーんぶどの部分も少しずつ持ってるんだろう、きっと。理性で抑えてるけど。

その根っこに「自分が産み落としたものは自分のものだ」という感情があるのかなぁ。

いやだな。

子どもに執着し、支配する親にはなりたくないな。


「スタバトマーテル」というのは歌の題名、キリストを失ったマリアの悲しみの歌、らしい。

これ、キリストが途中で死んだから聖母マリアだけが引き立つのよね。

どこぞの小説のように、キリストに奥さんでもいたら。


聖母マリアとマグダラのマリアの嫁姑ケンカ。・・・見てみたいかも(笑)


母性原理とか、女性の二面性の原点は母性の二面性かもとか、

仏教の無常観とキリスト教とか、いろいろ考えようと思ったのに、

頭のなかがマリアの取っ組み合いで終わっちゃった(^_^;)

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いつのまにかPC依存

快適な動作環境のためにってメモリ増設しようとしたら、

いきなりPCが動かなくなってしまった。

さっき電器屋さんに修理頼んできたけど、復帰は土曜日になりそう。


PCが使えなくなったのは今までにも数回あるけど、今回が一番依存していたみたい。

いきなり、・・・ヒマ。

本を読んでも感想を書く場所がないのってつらいのね。


しかも、バックアップとっていないものが結構あったので、これから大変・・・。

メールアドレスは全滅だし、保存用のメールも全滅なんだとか。

パスワードとか・・わかんないの・・多いような・・・。


今はネットカフェからの更新。今のうちに携帯からも更新できるようにしておかなくっちゃ。

・・・これを機に依存をやめようなどという気は、サラサラない(笑)

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JAMを聞きながら

昨日に引き続き、吉井和哉さんの話。

恥ずかしながら、JAMが「90年代を代表する曲」1位に選ばれたことも知らなかった。

自伝によると、地下鉄サリン事件や阪神大震災の影響があったこと、

「君」は娘さんのことだと書いてある。


あまりに知識が少ないので恥ずかしいのだけど。

大きな不安の中、身近なものだけを見て安心する、こういう曲を、私はあと2曲知ってる。


「傘がない」(井上陽水)1972年と、「僕たちの将来」(中島みゆき)1984年。

1996年のJAMもあわせて、ちょうど12年周期なのも、おもしろい偶然。


ちなみに1972年は「あさま山荘事件」があった年。

「傘がない」では、卑近な現実に逃避することを、反語的に責めている。

1984年は、「風の谷のナウシカ」「ターミネーター」の年。

「僕たちの将来」では、何かわからないまま、不安だけを感じている。

この2曲のメッセージは、自分と社会との関わりが主体のように、思える。


「JAM」は、もう逃げるしか残っていないような。愛するものを連れて逃げるしかないような。

90年代はそこまで暗い時代、・・だったな。

そして世紀末の破滅すらやってくることもなく、現在に至る。


これも偶然に、今年はJAMから12年後。

私たちは、何を救いとしているのだろう。

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