葬儀も無事終わりました。
少し落ち着きました。
お骨になって帰ってきてからのほうがちょっと楽です。
遺体のハチ子は、一見ハチ子なのにハチ子じゃなくて、
見ると痛みを覚えるような姿でした。
眠っているようなのに、眠っているのとは全然違う。
これはハチ子ではない、別の何かつらい何か。
お骨になったハチ子は姿が見えないだけで、
きっといるのでしょう。
姿が見えないほうが、そう思える。
現実逃避なんだけど、逃避できる隙間がある。
いろいろ感じましたよ。
世間が何も変わらないことが理不尽に思えたり、
でもそれに感謝したり。
斎場があまりにも「繁盛してないペット斎場」で、
ツッコミところ満載なのに呆れたり、
でも妙に厳粛すぎるのよりはましかもって思ったり。
火葬ってシステムに感謝したり、
日本式仏教って便利だなって思ったり。
息子は私が泣くと怒って、
ハチ子のことばかりじゃなくもっと自分を見てくれと要求します。
そうだろうなぁって思いつつ、
でも悲しむ時間がないと困るので、鋭意話し合い中。
感じることも話すこともこうやって書くことも逃避行動で、
でも逃避できて助かって。
世間の皆様はどうやって耐えてるのでしょうか。
ずっとずっと耐えるのかな、
それは辛すぎるな。
明日からは怒涛の「仕事&子ども会」週間で、
日常はこっちに関係なく襲ってきます。
つくづく、人生って絶え間ないバトルフィールド。
画像は新しいハチ子の場所です。
ハチ子のおもちゃ等を入れるのに使っていたカラーボックスで、
隣にハチ子のトイレが置いてありました。
ハチ子はトイレ後、なぜかこのカラーボックスをカリカリしてた。
棚の上に写真を飾って、上段にお骨を置きました。
お骨壺が入ってる袋は、セット内容に含まれる白い袋。
これから家族で布を選んで、新しい袋を作るつもりです。
四十九日過ぎたら入れ替えるんだ。
何か、刺繍とかアップリケとかもつけてあげるんだ。
ハチ子に関することで、できることがまだあってよかった。
さて。
次からは、通常ブログに戻る予定。
たまにまた吐き出すかもだけど。
ではではー。
[9回]