第二章「草食系男子こそ幸せ」。
しばらく前の新聞で、
短編小説仕立ての記事を読んだことがございました。
「彼女と彼は最近になって結婚観が違いすぎることが判明。
専業主婦になって家を守りたい彼女に対し、
『俺、家事も育児もちゃんと手伝うよ?なんで専業主婦?』と彼。
『俺が働くのに、働かないお前からお小遣い貰うの?』」
2章の文章はこの記事を連想させます。
そしてちょっと不安になったりもします。
確かにこのご時世、最初から専業主婦ってのは難しいだろう。
だけど妊娠・出産という、女性にしかできない事態もあるし、
育児の責任量は圧倒的に女性が大きくなる。
社会自体がまだそういう仕組みでできてたりもする。
・・・そこで「平等」を「仕事」に持ってこられると困るんだなあ。
王子、その辺のジェンダー論は、
上野センセとじっくり話し合ってほしい気もするんですのよ(笑)
ただ、王子が言いたいのはジェンダー論ではなく、
「草食系」「情けない」「弱い」と言われる現代男子の意義であることは、
もちろんわかります。
また、「家事をサボる」ことの罪悪感を私たちが感じるように、
関係ないオヤジから「そんなんじゃダンナに逃げられるぞー」などと
余計なこと言われても笑って聞いてなくちゃいけないように、
現代の草食系男子もまた同様なんだろなぁということも。
ほっとけよ幸せなんだから(笑)
とか、いろいろなことをいろいろな立場から考えてしまう2章でした。
妻目線、母目線、娘目線、姑目線。
こちらの見方を変えたらそのまま感想も変わっちゃう。
だけどね。
最後のメール。
あれ見た瞬間に、目線はオトメで固定ですな。
・・・・・・・いいっ!!!!
[5回]
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