第3章「モテない男」の幸せ。
わずか2項目+Q&Aだけで成り立っている第3章。
内容的には『「不特定多数にモテない男」の幸せ。』、かな?
全く同意、そりゃそうだと思うのは男女差かしら。
世間ではいまだにキャバクラ通いのオジサマが多いのかしら。
(しかし「キャバクラでモテる」ってのはモテるうちに入るのか?
お金使えば誰でもモテるのがああいう店の存在意義だしー。)
でも「ただ一人だけ」ってのも、ハードル高いっすよね。
「1人の人しか知らない」幸せをキープするためには、
「得ること」&「得続けること」&「満足すること」が必要なわけで、
多分、カレーの修行よりハードル高いし、
異種言語を覚えるくらいカルチャーギャップがあるはず。
自分の価値も、「ただ一人」の相手の価値も、
若さや美の方面では年齢とともにダダ下がりしちゃうわけで、
そういうときに抵抗するかのようにモテたがるのは、
実はちょっとわかる気もするのでございます。
それはともかく、この章の謎はこの一節。
「テレビで見るアイドルのように『女子にキャーキャー言われたら気持ちいいんだろうな』なんて憧れたりもするだろう。でも現実では、自分がモテたいためにやったことで、自分が一番大切にしている人を失うのは、最も愚かなことだと私たちは知っている」。
さて。
この文章はどういう意味でありましょう。
まさしく世間で言うところのアイドルであるはずの王子が、
(『アイドルじゃなくて芸人でしょ?』とか言うのはあらゆる意味で禁止(笑))、
あえて「アイドルのように」と書いているのはなぜなんでしょう。
そして、なぜこの章だけ短いのでしょう。
・・・なんだか黒いものが心に湧いてくるような気がするんですけど、
これ以上は考えないことにいたします(-_-;)
それとですね。
最後のQ&A読むと、
「んじゃ私も『世界中の男と喋ったけど出会えない』って言う!!」
的な気分になっちゃうんですけどー。
・・・・ほら、愛を続けるのは難しい(笑)
夫、息子、ごめんねっ♪
[3回]
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