忍者ブログ
王子・家族・笛。王子主体。
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新コメント
[12/06 花うさぎ]
[10/20 ことこ♪]
[10/20 ☆mari☆]
[09/04 AKIKO]
カウンター
プロフィール
HN:
真理子
性別:
女性
ブログ内検索
バーコード
[1440]  [1439]  [1438]  [1437]  [1436]  [1435]  [1433]  [1432]  [1431]  [1430]  [1429

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

感想。

ネタバレします、ごめんなさい。



私が戯曲から感じたのは、
「過去のものが現代にどういう形で引き継がれるか」。
時間を止めても昔を取り戻そうとしても、 もうガラスの城は戻らない。
次の、新たなガラスの城を、次世代の人々が作るしかないってことかなあ、と。

…でもやっぱり、戯曲と舞台は違うなあ!
立体的になった舞台の圧倒的な迫力ったら。
戯曲では夏子さんに共感したけど、 舞台では30人のジュリエットに共感した。

彼女たちは現実から還ってきたジュリエット。
あのときの輝きをもう一度味わいたいけど、現実にも戻れる人たち。
彼女たちは「信じさせて!」と叫ぶけど、
でも本物の若さには勝てないこともちゃんと受け入れている。
そして最後には、自分の歌をうたうのよ。
決して、夢とともに滅びたりはしないのよ。
彼女たちは歌う魔女を頭に抱く魔女集団だけど、
その魔女は実は非力で、現実の若さの前には力を失ってしまうかのよう。
けど、何度でも集まれる。

その「衝動を持つ本物の若さ」は王子が見事に体現していて、ほんとに誇らしかった。
最初の反発やしらけっぷりは、熱意ある「バラ戦士」たちとは対照的。
なのにそれでも、「ベールをかぶせないむき出しの若さ」は隠しようがない。

…プログラムにあった。王子の「突かれたくない本質 」ってなんなんだろうな。
私はちょっと、「疑いを持つこと」じゃないかなーとも思うのだけど。
王子はいつでも何かに疑いを持っていて、それが衝動へのブレーキになっているのかな、なんて。
じじむさいのよね、それじゃきっと(笑)

閑話休題。

他にも、それほど逃げられないものとは何だろうとか、
常に「ただ、この時代が終わることを願う」のが人生じゃないかな、とか、
…いろいろ考えさせられた。

だけどやっぱり、
私は何かに命をかけて終わるのではなく、
現実を死んだマネで乗り切りつつ、
時に命を燃やして新たな歌を歌えるジュリエットでありたいと思ったのですよ。
そして、王子の声を言葉を、聞きたい、聞き分けたいと願うのでした(*^_^*)

ああ、この年齢になっていてよかった。
四十路に入ってから、この舞台を見られてよかった。

さて、今日は二回目だあ♪
感想はどう変わるかな?

拍手[0回]

PR

こんばんは♪
2回目見られて、感想変わりましたか??
舞台って見るの初めてだから、どんなふうなのかも楽しみ
いろいろ縁巡りもされたようで、そっちの感想も楽しみに待ってます ! ! !

ところで2回ほどメールしたんですが、届きましたか??
>AKIKOさん♪
ただいま帰ってきましたー!
メールありがとうございましたm(__)m
お返事が遅くなってしまってすみません。
昨日の夜中、バスに乗る前に送信しました。
もうね、携帯の電波が弱くて弱くて!!
失礼いたしましたm(__)m

ほんとに楽しかったですよ。
感想は、なかなかまとまらないんですけどー。
もっともっと、何度もじっくり見て、考えたくなりました!
おつかれ♪
これぞまるみ2節というくらいの明晰な文章、ありがとーぉ♪
すごいわすごいわ宿でこれだけ書けるなんて。
楽しかったね
舞台圧倒されたね
ずーっといつまでも思い出す想い出になりそうだね。
>まぎぃしゃん♪
お恥ずかしい(^_^;)
「正調・まるみ節」なのかな、これ。
民謡みたいよねー(笑)

なんかね、書いても書いても書ききれないの。
それだけいろんなものを受け取った舞台でした。
でも、受け止めきれないよねー。
ほんとに素晴らしい舞台だったなあ。
あと30年後に、またやってほしい!!
私が老年になって、王子がバラ戦士のメンバーをできる頃にねー♪
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
非公開コメント
この記事にトラックバックする:

忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne