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ガールズ・ブルーⅠ、Ⅱ読了

「ガールズブルー」「ガールズブルーⅡ」(あさのあつこ)

「バッテリー」で有名な作者。
実は私はこの人の本では、「the MANZAI」のシリーズのほうが好き。
で、今回読んだ「ガールズ・ブルー」の2冊も、「バッテリー」より好きかもしれない。

よくある女子高生を描いた作品って、露悪的過ぎたり、いい子すぎたりして
どうしても共感しにくかったけど、この小説に出てくる女の子には共感できる。

ただ、この人は私と年代が近いはず。
現在の女子高生と同じなのかどうかは、ちょっとわからないけど。

あの頃の私は、この小説のどの女の子よりも怠惰でいい気になりやすい、
絵にならない女の子だったはず。
だけど、根っこの部分の、若さ故の潔癖さとか、他人との関わり方は、
・・・こんなふうだった。

長い引用になってしまうけど。(ところどころ省略)
「だから、油断するな。
  みんなが期待する美しい物語に嵌め込まれたら、逃げ出せない。
 亡き監督に勝利を誓う選手の役から、
 勉強はできなくとも豊かな心を失わない若者の役から、
 疲れ果てたエリートの役から逃げ出せなくなる。」

私は今でも、この根っこを保ちたいと思ってるのだけれど、
いつの間にか、美しい物語を利用することも覚えたしたたかな中年女になってるし。

・・・見習いシェフ君ブログと繋がる内容だと思う。ウエンツ君の感想を聞いてみたい。

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