「おばけ桃の冒険」(ロアルド・ダール)
「チャーリーとチョコレート工場」の作者の本。
なので、主人公の家の近くに、
「あの有名なチョコレート工場」があったりする。
当時はわからなかったけど、最近読み返して納得した。
「チャーリー」は正直苦手だったけど、
この本は今読み返しても面白い。
でも、やっぱり、不思議な味の童話なんだな。
綺麗ごとだけじゃないところかなぁ。
・・しかし実際、
チョコレートよりもこの桃のほうが美味しそうに思える。
ダイエット中は読み返すのはやめておこうっと。
「またまたへんないきもの」(早川いくを)
前作の「へんないきもの」と2冊あわせてのおすすめ本。
とにかく面白い。
写真ではなくイラストなんだけど、
そのために生き物の特徴がかえってよくわかる。
もともと生き物の図鑑は大好きなんだけど、
この本を読んで以来、
ちょっと不気味なのが好きになってしまった。
不気味って思い込んじゃいけないな。
・・しかし、どうしてツノゼミはあんな形に進化したのかしら。
「ダリ」(タッシェン・ニューベーシックアート・シリーズ)
この本が好きというわけではなく、ダリの絵が好きで選択。
ただ、このシリーズは画集にしては安いなぁ。おすすめ。
ダリの絵はどれも好きなんだけど、
有名どころは「記憶の固執」。
中学のころ、百科事典の付録で見たダリの絵は、
思春期の柔らかい感性にぴったり合ったのです。
今でも、ダリの絵の空の色を見ると、
当時の空想を思い出す。
「念力家族」(笹公人)
以前にも感想を書いたことがあるけど、短歌集。・・・おそらく。
念力だの何だの、オカルトを題材に取ったギャグ短歌。
しかし、何か深いのよ。
めちゃくちゃ笑えるのに、たまにハッとする歌があるのよ。
「中央線に揺られる少女の精神外傷(トラウマ)をバターのように溶かせ夕焼」
そうそう。
これ、以前別の出版社から出されていたらしいけど、
そのときの帯の推薦文が、蜷川さんだったそうな。
「別冊カドカワ(総力特集)吉井和哉」
・・えーと、実は持っていない。
王子のインタビューがあまりによくて、
吉井さんへのファン心理を言葉を飾らず語っていて、
逆になんだか買えなかった。
当時は吉井さんのファンじゃなかったもんで、
これはこの人のファンになってからじゃないと
買っちゃいけないだろうなぁって。
それからCDを聞いたら、・・すーぐファンになってしまって、
今では音楽だけなら、王子様方よりも好きなんだけど。
で、堂々と買いに行ったら、もう売り切れていたんだけど。
さきほど、amazonで購入ボタンを押してしまいました。
楽しみだなー。
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