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王子・家族・笛。王子主体。
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本棚その3。

本棚3段目の感想です。



「進化しすぎた脳」(池谷裕二)
大脳生理学者が、高校生向けに講義した内容をまとめた本。
わかりやすくて面白い!
アメリカの日本人学校の生徒向けなのかな、
学生の態度がとっても積極的なのも面白い。

本当にわかりやすく、また興味深いとっつきやすい内容で、
まーったく知識がなくても、どんどん読めてしまう。
・・・なんだけど、なぜか頭にきちんと整理されてないワタシ。
なんたって、読むたびに感動するんだから。
つまり、忘れてるってことやねー(T_T)


「スイス時計の謎」(有栖川有栖)
私は有栖川有栖さんの推理小説が大好きで、
同じ准教授ならガリレオさんより火村センセがいい。
・・・王子の好みと一緒でないのが悲しいけど・・。

この「スイス時計の謎」は、国名シリーズの・・何作目だろう??
あらー??
なんだけど、話やトリックとしては、地味なのが多いかもしれない。
短編集なので、多少派手目のもあるけど。
でも、表題作の「スイス時計の謎」は、そのロジックが素敵。
え?え?え?って思っているうちに、
必然的な結論に到達してしまうのがすごい。

・・だた、もし、私が犯人だったら。
絶対こんな論理的な思考はしないだろうと確信するけどね(^_^;)


「月の影・影の海」(小野不由美)
日本ファンタジーの誇る十二国記シリーズ。
講談社ホワイトハート文庫と、普通の講談社文庫から出てる。
初出がライトノベルだったのが惜しいくらい、
最高に面白いファンタジーなんだけどな。

十二の国があり、それぞれ麒麟と王がいる。
麒麟は王を選び、王は神になって国を治める。
王が道を誤れば妖魔が増え、気候も崩れて国が荒れ、
やがて麒麟も病んで死んでしまう。
麒麟が死ねば王も死に、また新たな麒麟が新たな王を選ぶ。
そういう世界に連れてこられた、普通の大人しい女子高生。
でも彼女は・・・という話。

主人公が連れてこられるとき、
いきなり学校に金髪の男が現れて彼女を連れて行くんだけど、
鬼太郎1を見たとき、そのシーンが浮かんでしまった(^_^;)

・・・それにしても、続編・・・いつ出るんだろう。
もう何年経ってるんだろう(T_T)


「不実な美女か貞淑な醜女か」(米原万里)
ロシア語通訳者(エリツィンさんの通訳もこの方)の、
抱腹絶倒通訳エッセイ。
横文字にはまったく無知な私だけど、とにかく面白かった。
そうかー、通訳さんって、こういうお仕事なのかぁ・・・。

この方のほかのエッセイも面白い。
以前に書いた、「ハルヴァ」ってチェコのお菓子も、
この人のエッセイに載っていた。

残念ながら、先年他界されてしまったけど。
もう、この方のエッセイが読めないのは、本当に残念。


「ジェネラル・ルージュの凱旋」(海堂 尊)
「チーム・バチスタの栄光」シリーズ3作目。
医療という過酷な現場を題材にしてる中で、
この作が一番問題提起が強いような気がする。
(最新作、「イノセント・ゲリラの祝祭」は未読だけど)

この本で私はトリアージって言葉を覚えたぞ。
秋葉原で必要だったかどうかはわかんないけど。

どう考えても異様に見えるだろう、
あるキャラクターのいでたちが、
そのシーンではピタっと決まる。
・・でも、これを映像化するのは難しいだろうな・・・。

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