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KIDS辛口感想その2

昨日に引き続きKIDS感想。

これだけ考えさせられる映画ってのは、やはりすごいんじゃないかしら。

・・原作の力かなぁ。

私は活字派なので、映像が活字を超えるのは難しいと思っている。

今回も、原作の問題提起を超えることはできなかったのでは、とも思う。

ただ、アサトとタケオ、この二人の存在感はまた別格。

役者さんが肉体を以って演じることで気付いた点はいくつかある。

表情って大事なのね。


逆に、ここはお涙頂戴すぎるだろうと思わされる部分もある。

アサトの行為は一種のリストカットで、その原因は親だということは明らかなのだけれど、

なぜそれを「優しさ」でくるむのか、実はまだよくわからない。

タケオの行為・・父に傷を負わせること・・と対比するのはわかるのだけれど。

虐待の結果を親への暴力で表そうとするのがタケオ、

自分への暴力で表そうとするのがアサト。

二人で這い上がろうとするのが原作結末だと思うのだが・・・。

うーん。


個人的に、私は自分が道を誤ったら、息子には私を捨てて欲しいと思うのだが。

これから恐怖の思春期反抗期が来るはず。

「思い通りにならない息子」という面では、虐待へのコースとほぼ同じ。

私は愛情と束縛、しつけと権力欲の区別をつけられるか?

きちんと道をたがえずに親であることができるか?

悩む。

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KIDS辛口感想その1

映画KIDS感想。素人目だが、良い作品だと思う。

①徹平君のアサトははまり役。

台詞を抑えた分、大きな瞳が生き、「引き受ける」=許容を感じさせる。

タケオもいい。典型的な「実は気のいい元不良」だけど、底の深さと力強さを同時に感じさせる。

②映像が不鮮明、箇所によってはブレるようなところもあったが、あれはわざとなのだろうか?

非日常的な雰囲気になっていた。

色彩はとても綺麗。錆びた茶色と水色、空色のクラデーション。

③オープニングの「スタンド・バイ・ミー」の使用目的が知りたい。

実はこの映画見ていないのだが、爽やかな音楽に隠れた暴力と恐怖の映画だという話。

それも含めての選曲なのだろうか?


以下、辛口部分。

①タケオ、最初のナレーションは不要。

タケオが舞台を回す役なのはわかるが、「つまらない町」等の台詞は安っぽく思える。

②音楽やや過剰。

強引に音楽で盛り上げられても困る。感動の強制はお涙頂戴に見えて勿体無い。

③公園のシーンが不自然。

少々片付けただけの公園に子どもたちが急に集まるはずもなく、

アサトとタケオの達成感の象徴にするには力不足。

それにしても、ものすごい速乾性ペンキだ。

④原作では小学生だから仕方ないのだけど、親にこだわりすぎの感あり。

特にアサト。しかし、その分年齢不詳の天使的雰囲気を作り出しているとも、思える。

⑤原作にあった特殊学級の授業参観のシーンがなかったのが残念。

虐待の原因の大きなひとつに、「育てるのが通常より難しい場合」があるらしい。

アサトの場合がまさにそれ。(逆に原作ではアサトの能力が原因とは描かれていない)

「かわいい赤ちゃん」から「化け物」までの変容は、条件が揃えば誰にでも起こりうるので、

救いの場である特殊学級のシーンを入れて欲しかった。

原作がトリイ・ヘイデンを意識しているだけに、虐待を掘り下げていないのは惜しい。



ラスト、原作との差を考える。

シホは帰らず、タケオの父は死に、助けてくれる群衆はいない原作。

「フィクションだからこそ救いを作ってあげられる」のか、

「みにくいアヒルの子を白鳥にすることで問題を解決したように思わせる」のか。

ラストだけ原作どおりでも、盛り上がらないけどね。

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バレンタインデー近し

あっという間に1月終了、2月も1日終了。

あと2週間もないうちにバレンタインデーじゃあーりませんか。

息子からは「チョコバナナ」という安上がりクエストがあるので、すでに決定。

スプレーチョコや生クリームで思いっきりデコレーションしてあげれば、喜ぶだろうし。

夫は・・現在ちょいケンカ中の夫は・・どうしたもんだろうなぁ。

チョコバナナじゃ、まずいかな?

さて。問題は。息子が誰かから貰ってくることがあるのかどうか、ってことでしょうな。

現在、彼女候補が2名。たーのしーみだー!!


それからー。

贈りたいと思ってる人も、一人いらっしゃいます。しかし恥ずかしいわよねぇ。

チョコは恥ずかし過ぎるので、本にしようかなと考え中。

どうせなら面白かった本がいいな。

・・「紅蓮女」。「世界征服は可能か?」。

ダメだわこりゃ。

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