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王子・家族・笛。王子主体。
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本の話。

「獣の奏者」上橋菜穂子

私のお気に入り、「守人シリーズ」の作者の本。
前から持っていたんだけど、
たまたまつけた教育TVでアニメ化されていたので再読。

やはりファンタジーとはいえ、これは殆ど現実世界と同じ。
闘蛇という、人が操ることのできる兵器として使われる生き物がいて、
さらに闘蛇の天敵の王獣という、やはり兵器になりうる生き物がいる世界。
闘蛇・王獣は、それぞれ生き物でありながら人間に縛られているんだけど、
何も知らない主人公は、生き物として王獣と触れ合ってゆく。
・・しかし、という話。

闘蛇・王獣という強大な兵器を手にした人間のストーリーであり、
別種の知性ある生き物と人間のふれあいのストーリーでもあり、
戒律によって人間を縛ることの愚かしさを語ったストーリーであり、
少女の成長のストーリーであり・・と、内容がてんこもり。
少々詰め込みすぎの感もある。
最初に読んだときは、それでちょっとがっかりしちゃったんだけど。

しかし、改めて読むと、主人公の自立心が素晴らしい。
過去はどうあれ、人間を戒律や権力で縛ることを否定する強さが素敵。
やはり本は何度も繰り返して読むものだなぁ、うん。

ところで、これ、本気で重苦しい話なんだけど・・・。
始まってすぐに、お母さんが闘蛇に食い殺されてしまうし。
教育TVで爽やかにアニメ化できるとは思えないんだけど、どうするんだろ。

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付録シュシュ。

「ar」の付録のシュシュ。
毛糸で編んであって、正直、アクリルたわしかと思った(^_^;)

シュシュは髪だけじゃなくて手首につけても可愛いって読んだけど、
これを手首につけたい人が・・いるんだろうか。

で、ためしにハチにつけてみたら、・・似合う。
これはモデルがいいんだなー♪

20090110212210.jpg20090110212605.jpg
















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自虐。

今日の朝日新聞の「自虐という名の安全策」という記事で、自虐について紹介していた。

「かわいそうな自分を正当化するため、自虐して笑う」
「若者のコミュニケーションではお笑い能力の有無が重要になっていて、
 手っ取り早く笑いにするために自分をネタにする」 (三浦展)

「自虐は謙遜の発展形」 (辛酸なめ子)

どちらも理解できるんだけど、一番納得したのが、これ。

「自虐的な言葉を自分から発することで、
 他人に深く立ち入らせることを阻んでいる」 (最上悠)

…うん。
仲のよい友人、心を許した相手には、自虐ネタはしない。
本気でウケるネタならともかく、手っ取り早く、って使い方はしないな。

この記事は自虐に否定的で、
逆境へ耐えるエネルギーに昇華しろって論になってたけど、
自虐ネタにすることでエネルギーに変えてるんだと思う。
昭和中期じゃあるまいし、
大リーグボール養成ギプスやモーレツがエネルギーとは思えない。

ただ、過度の自虐ネタが寂しくなるのは、
それが、友達以外への発言だって、わかっちゃうからだろうなあ。
あ、ガードしてるなって。

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