新聞記事がツボだったので、(ツボとは矢を射るための場所だと昨夜知った)
またぐだぐだと自分勝手な感想。スルーよろしくお願いします。
記事は27日朝日新聞文化面。
各界の著名人100人に、テーマを出してアンケートをとる形式。
回答者の顔ぶれがすごい。有栖川有栖さんの意見なんて嬉しすぎるし。
今回のテーマは「温暖化対策・できることは」というタイトル。
Q1.コンビニの深夜営業自粛を求める動きに賛成ですか反対ですか
(賛成33、反対39)
Q2.地球温暖化が問題だとしたら、何をしたらいいでしょう?
反対意見が秀逸。
氷河期や温暖化すべてはCO2のせいじゃないだろうに煽られてるとか、
エコって名前のもとに全体主義になっていくんじゃないかとか、
竹やり持ってB29に立ち向かうようなものだとか、
感情論や雰囲気だけの「欲しがりません勝つまでは」みたいとか。
説得力あるというか、その通りだよなぁって思う。
記事の最後を飾ったのは、束芋さんと仰る現代美術家の方の意見。
「個人的なエコ活動(マイ箸とか)が、どれだけの効果をもたらしているか、
知ると悲しくなってしまう。
いいと思っていたことが、数年後には『意味なし!』の太鼓判を押されたり。
それでも私は自己満足で、今、自分に出来ることはやりたいと思う。(後略)」
この記事の流れが、私が感じてることそのままだったので、長く引用してしまった。
最初は雰囲気、素朴な危機感や単純なヒロイズムから入って、
途中で何か裏があるのではとか、こんなことして役に立つのかとか疑念を持って、
最後に自己満足でもいいって腹をくくる。
・・・この流れが好きだ。民主主義から親子間まで。
疑念を持つことは必要だと思う。
よかれとやったことが、悪いことに使われるのはイヤだし。
反抗期のない親子関係は気持ち悪いし。
だけど、そこで止まりたくないとも思う。
知識を持って裏を知った上で、自己満足でできることをしたい。
と、理想は大きいけど、マイ箸持ってないし。
エコバッグも持ってるけど、ビニール袋は家で活用するので店で貰ってる。
ついでに、コンビニの深夜営業自粛には反対。
深夜中心に売り上げ出してた店がつぶれたらどうするんだ。
夜間の照明を何%かカットしましょうってのなら、条件付きで賛成するかも。
いつも、疑念に引き戻されそうになるんだけど、
私の場合、疑念で終わるとただの怠惰になってしまいそうな気がする。
だから、王子の前向きな意見が、本当に嬉しいんだ。
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せっかく問題意識を持っても、現実を知って無意味だからと投げやりになって、
結局なにもしないのは、やっぱり堕落でしかないと私も思うんですよね。
無意味かもしれないけど、できることはしていきたい。
それが前に進むってことだと思うので。
ただ、そういうポジティブなエネルギーを持ち続けることは結構難しい。
だからこそ王子は素晴らしいと思います。