見直したら今日書いたブログが全部ブラック風味だったので、
気分を変えて本の話題。
「ジャンパー ~跳ぶ少年~ 」(スティーヴン・グールド)ハヤカワ文庫
こないだ映画化された本の原作。
ブログパーツとかにこの映画のがあったので目に付いたんだけど。
この本は、虐待された少年(最初は17歳だ)が、
状況から逃げるためにテレポーテーションの能力を得た、という話。
虐待され、最愛のものを奪われた少年が力を持ったとき、
どういう行動をとったかっていうのが主要ポイントだと思う。
ジャンプ能力っていうのは、ただの手段でしかない。
買ったのは93年だから、今から15年も前か。
まだ日本では虐待はさほど話題になっていなかった。
・・実際にはあったんだろうけどね。
だから、この少年の立場が気の毒で。どうにも重い読後感だった。
これがまるでスパイダーマンのようなビジュアルの映画になってるようなので、
どうやって虐待問題をクリアしたのかと思っていたんだけど・・
調べたら全然別物。原作者、よくOK出したなぁ!!
***
wikiで調べなおしたら、
原作者、映画にしか出てこないキャラでスピンオフ物を書いていた。
気に入ってたのか?
[0回]
PR