「金春屋ゴメス」(西條奈加)
2005年の日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。
この賞は「しゃばけ」を出した賞だし、
ちょっと弱ってるときはファンタジーがいいかなぁと。
設定はものすっごく面白い。
・・というか、設定がすべて・・・とまで言ったら言い過ぎか。
日本の中に「江戸」が独立国として存在するという設定で、
いうなれば江戸が「アーミッシュの村」のような感じ?
なるほど、これなら現代と江戸時代が無理なく同居できる。
しかし。
江戸の設立理念が理解できない(T_T)
アーミッシュの方々のような宗教観ならまだしも、
「昔はよかった」のために国ひとつ作って戒律を守るかな。
私たちはそれほど束縛を必要とするのかな。
不自由なほうが自由というのも一面の真実だけど、私はイヤだああ。
読み終わった後で、「面白いけど好きになれない」とぼやいたら、
息子が「どういうこと?」って不思議そうにしてたけど、しょうゆうことなのよ。
あ、全然関係ないけど、
村上さんがダイヤ付きの8万円するしょうゆ瓶を売り出したって記事!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090623-00000031-maiall-ent
なんでダイヤ?!
使えるのかしら、それ(笑)
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