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「幽霊人命救助隊」

「幽霊人命救助隊」(高野和明)文春文庫

前に図書館で借りて、ものすごく面白かったのでもう一度借りて、
文庫で出るのをひたすら待っていた本。
お給料日後に出てくれてありがとうっ!!

この本についてはネタバレしたくない。
したくないけど、とにかく薦めたい。
泣けるし、笑えるし、考えさせられるし、
最高のエンターテイメントだもん。

ただ、そう思える私は、現在幸せなのかもな、とも思う。
この本を読んで、腹が立つ人も、いるだろうな・・。
幸せなうちに、この本を読んでおいて、よかったなあ。
そして不幸になったら、この本を思い出そう。

・・・読みたくなったでしょ?

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ジャンパー ~跳ぶ少年~

見直したら今日書いたブログが全部ブラック風味だったので、
気分を変えて本の話題。
「ジャンパー ~跳ぶ少年~ 」(スティーヴン・グールド)ハヤカワ文庫
こないだ映画化された本の原作。
ブログパーツとかにこの映画のがあったので目に付いたんだけど。

この本は、虐待された少年(最初は17歳だ)が、
状況から逃げるためにテレポーテーションの能力を得た、という話。
虐待され、最愛のものを奪われた少年が力を持ったとき、
どういう行動をとったかっていうのが主要ポイントだと思う。
ジャンプ能力っていうのは、ただの手段でしかない。

買ったのは93年だから、今から15年も前か。
まだ日本では虐待はさほど話題になっていなかった。
・・実際にはあったんだろうけどね。
だから、この少年の立場が気の毒で。どうにも重い読後感だった。

これがまるでスパイダーマンのようなビジュアルの映画になってるようなので、
どうやって虐待問題をクリアしたのかと思っていたんだけど・・
調べたら全然別物。原作者、よくOK出したなぁ!!

***

wikiで調べなおしたら、
原作者、映画にしか出てこないキャラでスピンオフ物を書いていた。
気に入ってたのか?

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「クドリャフカの順番」読了

「クドリャフカの順番」(米澤穂信)角川文庫

「古典部シリーズ」の第3作。
この作者のミステリはどれも好きだけど、古典部シリーズは特に好き。
私はこんなに学校を楽しめなかったけどね。

本来の謎も、藁しべプロトコルも楽しかったけど、
やはり本作のテーマ、「期待」って言葉の解釈が一番印象に残る。

「期待ってのはね、諦めから出る言葉なんだよ」、か。

たしかに、そうなのかも。
自分にはできないから、期待する。
「息子に期待する」というとき、「自分にはできなかったけど」が頭に付くわけね。
それを忘れたら「巨人の星」みたいな悲劇が起きちゃうんだろう、きっと。

「期待する」と、「願う」とか「希望する」とか「待っている」とかを混ぜちゃいけない。

「ウエンツ君がブログ書いてくれることを期待する」なんて言ってしまったら(笑)

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