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趣味に走った本。

「念力家族」
「念力姫」  (笹公人)

んーと、説明が非常に難しいんだけど・・短歌集、なんだろう一応。
しかしこれを、優雅に花鳥風月を詠んでいると思ってはいけない。
また、「ほとばしる生命の力」だの「青春の叫び」だのと思ってもいけない。
・・・オカルトギャグライトノベル、が、一番近いと思う。

「念力家族」を、私は「トンデモ本の世界」のシリーズで知った。
この「念力家族」はフィクションなので、本来の意味での「トンデモ本」ではないんだけど、
トンデモ本と言わせてしまうほどの迫力があるんだ・・よなぁ。

「注射針曲がりてとまどう医者を見る 念力少女の笑顔まぶしく」
「落ちてくる黒板消しを宙に止め3年C組念力先生」
「「ドラえもんがどこかにいる!」と子供らのさざめく車内に大山のぶ代」
 
こ、こんなもの、短歌のくくりにいれていいのだろうかっ!!

作者はHPで短歌教室みたいなのもやってるらしいし、
http://www.uchu-young.net/sasa/
http://www.sasatanka.com/

これ以外も沢山歌集を出している。
でもまずは、最初に一番インパクトのあった2冊をチョイス。

・・・で、これ、トイレで読むと、最高だと思うのよねぇ。

マニアックすぎたかなぁ。どうしよう。

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古川柳おちぼひろい。

元はといえば昨日のシバトラ。
私、荒唐無稽なストーリーもギャグも嫌いじゃないけど、
シリアス場面でありえない矛盾があると、なんつーか・・凹む。
で、昨日の刑務官の暴力シーンにはちょいと凹んだ。意味ないー(T_T)

なんとなーく思い出したのが、
「橋の薦(こも) 丁稚にみせてあれだぞよ」(誹風柳多留)
橋の下のお乞食さんを丁稚に見せて、真面目に働かないとああだって教えてる句。
ひどいけど、シバトラもそういう効果があるのかもしれない。しれないが。

これは田辺聖子さんの「古川柳おちぼひろい」という本で知った。
この本を読んでから古川柳がちょいと好きになって紹介本を何冊か買ったけど、
田辺さんほどツボにはまる解説をして下さってる方はいないなぁ。
昭和50年に連載されたエッセイだから、もう32年も前の本だけど、
久しぶりに読み返しても、わかるわかるって句ばかり。

「酔ったあす女房のまねるはづかしさ」
酔っ払って記憶がなくなった翌朝、奥さんに昨夜のまねをされている気の毒な句。
今は酔って記憶なくしたらいきなりブログに載ってたりするから、もっと怖かろう(笑)

「若殿がめせばりりしい紺の足袋」
ヤボで無粋な紺の足袋も、白皙の美青年がめせばりりしいという句。
・・・想像しちった。
真っ白なおみ足に、紺の足袋はさぞお美しかろうなー(*^_^*)
馬上ゆたかな美青年♪

「毛が少し見えたで雲をふみはずし」
空中を飛行中、川で洗濯してる女の足を見て雲から落ちた久米仙人をからかう句。
「ナゼ殿方というのは、女を見て墜落するのだろう」
「美しく茫々と広い天空を飛翔しながら、なぜ男はむさくるしいせまい下界などに
視線をおとすのだろう」
・・と、田辺聖子さんは疑問を呈しておられるが、女だって相手によると思う(笑)
「毛が少し見えたらブログに書きまくる」(まるみ)・・お粗末m(__)m

笑えるフィクションなら、大好きなんだけどな。

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読んだ本③。

「20世紀少年」(浦沢直樹)
昨日残り2冊を買ってきて、また通しで読んだ。
読んだけどなんせ1959年から2016年まで
・・じゃないや、そのあとともだち暦が3年は続いてるから、2018年か?
半世紀以上にわたるもんで、伏線まで理解するのが大変。

私は昭和30~40年代を無意味に懐かしがるのは好きじゃなく、
「20世紀少年」でのような扱い方が好き。
懐かしいけど、綺麗なだけじゃなかったよね。
きっと、今ではあのいやらしさには耐えられない。

マンガの中に、ポルノ映画のポスターが出てくるんだけど、
たしかにあの時代はやたらと貼ってあった!!
ポルノ映画、ストリップショー、小人プロレスなんてのもあったなぁ。
そんなポスターが、小学校の横に貼ってあるんだもん。
意味のわからなかった私には、
綺麗な外人のおねーさんが裸で微笑んでいる芸術的なポスターに見えたけど。
親に「まな板ショーって何?」と聞いて、叱られたのもよき思い出。
今のコンビニよりもひどかったかも。

明日はリコーダー練習だから本が読めない。
今日のうちに何か読もうかなー。
それともちょっと目が疲れたから、ゆっくりハチと眠ろうかな。
あぁぁ、贅沢。

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