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先日書いた本、「闇を見つめて」「愛は売るもの」(ジル・チャーチル)を読了。
ついでに前作も再読。
これはコージーミステリで、言うなれば赤川次郎的な物語かな。
毎回殺人が起きる異常な一般家庭なんだけど、ほのぼのしてるという。
でも好きなのよコージーミステリ(*^_^*)
作者は以前歴史物を書いていたそうで、この小説の舞台も大恐慌時代のアメリカ。
裕福なお坊ちゃんお嬢ちゃんだった兄妹が、
株の大暴落で父自殺、家一文無しになってからの物語。
恥ずかしながら、私は政治経済歴史にからきし疎い。
大恐慌時代のアメリカ大統領がだれかってことも知らなかったし。
この小説の中では、大恐慌から回復できない原因を、
当時のフーヴァー大統領にあるとしている。
で、この苦境を逃れる唯一の方法は、ルーズヴェルトを大統領にすることだ、とも。
この本を読んでいると、0か100か、みたいな考え方が多いようでおもしろい。
なんつーか。
大統領ってのは、国民が選べる王様なんだなぁって気がする。
「王様は死んだ、王様万歳」って言葉をちょっと思い出したりして。
それにしても、ほんとに自分の無知に腹が立つ。
もうちょっと政治経済歴史に詳しくならないと。
あいのりに行ってもゾマホンさんに怒られるー!!
とりあえず、歴史小説とウィキと新聞で付け焼刃しとこうかな。
・・・情けなさすぎ(T_T)
訳者さんに尊敬&感動。