リコーダーのレッスンを聴講してきましたん。
今日のレッスンは、先生の生徒さんの、
ハイソでセレブで上品な方のおうちで行われましてん。

グランドピアノがあるお宅ってだけでも相当セレブだと思うんだけど、
その方のおうちには、グランドピアノとチェンバロがある！！！
もちろんインテリアも本棚もＣＤ棚も、
知性と教養とバロック・ルネッサンスがあふれ出すようなご様子。

ひるがえって我が家を見ると・・・
インテリアって、息子の作った夏休み工作のことかしら。
本棚・・・推理小説とファンタジーと爆笑エッセイとマンガしか入ってないわねえ。
ＣＤ棚・・・ＷａＴと吉井さんよね、もちろん。

・・・ワタシ、何かどっか、変な方向に進んでる？？？
いや、どっちが本来のワタシかといえば、間違いなく現状なんですけどね。
リコーダーやってるほうがおかしいのか。えーと。

それでもレッスンはほんとに面白かった。
最初に聞いたときには「鈍重な理解できないクラシック」だったのに、
先生の指導ひとつで「軽やかに恋をささやく小粋な音楽」に変わってしまったし。
二つ目の曲なんかは、次第に映像が目の前に浮かんできちゃったし。
もちろん、音楽用語はわけわかんなかったけどねー。
基礎知識がなさすぎるのよねー。ふふふふふ(T_T)

なんか、ちょっと考え込んじゃってますよん。
ワタシは下品で大衆性のあるもののほうが好きで、
純文学よりエンターテイメント、悲劇より喜劇、クラシックよりポピュラーが好き。
クラシックの敷居の高さは苦手だし、
ワタシがマネしてもスノッブぶってるニセモノにしかならないし。

しかし、面白かったなぁ今日のレッスン。

明後日、リコーダーのレッスンの聴講に行ってくる。
厳しいので有名な先生だそうで、
しかも聴講生や他の順番待ってる人の前で演奏しなくちゃいけないそうで、
根性ナシのワタクシ、とても受ける度胸はございませんでした。
（レッスン料も高いのよー(T_T)）
とりあえず聴講して、来年の2月くらいには受けてみようかなあ。

どのくらい厳しいのかというと、
たった1小節を延々30分ダメ出しされることもあるらしい。
「ちがう」「ダメ」「やり直し」・・そんな感じで30分。

レッスン受ける人は素人さんなんだよね。
でも、凹まないんだって、みんな。
パニックになりながらも必死についていこうとするんだって。

なんかね、ちょっと気合い入りましたよ。
たとえついていけなくても、凹まないのってかっこいいね。

ホンネの殿堂見ながら、ちょっとそういうのを思い出したりもして。
芸能人の皆様も、凹まないからかっこいいのかも。

今日は近場の老人ホームでの演奏会。
やっぱり音がぜんぜん響かなくてびっくりだったけど、
アンコールもいただきましたので好評だったみたい。

アンコール自体は職員さんが気を遣ってくれたのかもしれないんだけど、
一度やった「荒城の月」をもう一度聞きたいってリクエストは、
確実に入居者の方の声だったの♪

んで、「荒城の月」は、珍しく私がメロディラインやってる曲だったので、
ちょっと嬉しかったりもして、
しかも、吹いてたら「いい音ねえ」「上手ねえ」って声が聞こえて、
舞い上がりそうになってしまいました。
未熟者でございます(^_^;)

アマチュアの地元音楽サークルなんて、
自己満足のために音楽やってる、いわば道楽なんだけど、
そんなものでも喜んでくださる方がいるのって、
・・・申し訳ないようなありがたすぎるような。

ああああ、もっとレパートリー増やして、
どなたでもウケるような曲を暗譜したいっ！！
流しのリコーダー吹きになってリクエストに応えたいっ！！！
リコーダーでカラオケだあああああ。

ちょっと方向性が違いすぎるかしら(^_^;)