息子は宣言どおり学校に持って行って、少しずつ読んでるらしいです。
今日は授業参観でございまして、
息子の机の中をのぞいたら鎮座ましましておりました「できそこないの知」。

あ。
そういえば先生が、
「授業中に、自分のプリントが終わったら本を読んでることがあります」。
ま、まさか(T_T)

で、そういう息子がさきほど喋ったこと。

「あのね、僕も嫌いな人がいるんだけどね、
ウエ○ツ君の本を読んで、つきあわないようにしようと思った。
でも、その人と喋るときは、できるだけ笑顔で喋るようにする。」

・・・うん、間違ってはいないの。
間違ってないんだけど、特別に深い考え方をする２４歳の青年を、
わずか１０歳でマネしたら、何かちょっと問題あるような気がするの。

「それから、最後のヒマワリの観察日記が面白かった。
僕も、なかなか花が咲かなくて、何書いていいのかわかんなかったけど、
今度からは『書くこともなくなってきた』とか、ニッコリの絵とか、
そういうのを書こうかな」

・・・それはマネしちゃだめえええええっ！！！

少しずつ、オヤツでも食べるように読んでおります「できそこないの知」。
我が意を得たりの気持ちになることあり、
中には「なんで？！」と叫びたくなることあり。

後者はに５０章の「自分の半生をを反省して子育てに生かす」でしょーか。
これは一体なんなんでしょーね(^_^;)
ネタと思って笑えばいいのか、
ちょっとボウヤこっちにいらっしゃいと校舎の裏にでも連れ込んで、
２時間くらい膝詰めで説教すればいいのか。
希望とすれば後者の、校舎の裏に連れ込むほうでございますが(笑)
・・・・ああ、ゆっくりいぢめたい(￣ｍ￣*)

しかし王子の場合、
こういう反応を期待して書いてるんじゃないかってフシもあるので、
生半可な反応はできなかったりもいたしますが。
それに実際、働きながらの子育ては大変だしね。
ワタクシは、お金さえあればラクしたいと思ってる怠け者なので、
本来は言えた義理じゃないのでございますしね。

えーと。
まぁ。
きっと結婚はほんとに当分先だろうから、安心だなー♪

王子が、感想は人それぞれなのがよい、
どういう解釈しても自由だーって仰ったので、
改めて曲の感想などをー。

実は最初にＦＣイベントで聴いたときには、
さほどのよさがわからなかったですこの曲。
キーが低すぎるような気がしたし、
ライブって場所のせいだったのかな、若干メリハリに欠ける気がして。

でも、ＰＶでじっくり見てイメージが変わって、
ＣＤ買ってから深夜に聴いたり、
車の中で一人で聴いたりしてからは、・・・ほんとにいいなぁと(T_T)

この歌詞ではどうしてそういう関係になったのかがわからないんだけど、
きっと、彼女もわかってても離れられなかったんだろうなあ。
でもそのままずるずる関係を続けることはできなくて、
「僕」にそのことを告げて別れたんでしょうか。

そこで「それでも離さない」と言って欲しい気もするんだけどな。
誰かを傷つけてまでも明日が見えない「僕」は、
誠実で、だけど弱くて、いかにも若さを感じてしまいます。
その意味では｢君キス」より草食系なんじゃないのかなー。

切なさを抱えて大人になろうとする「僕」は、
それでも前向きに生きていけると思うんだけど、
すでに大人で、だから恋を捨てざるを得なかった彼女は、
これからどうやって喪失感を隠して日々の生活に戻るのでしょーか(T_T)
そう思うと、切なくて仕方ない。

ワタクシにはそのような機会も経験もないし、
実を言えば、そういう機会にはこの先一生お目にかかりたくないんだけど、
多分別な形で、すっごく些細なことで、
守るために何かを捨ててたりすることはやっぱりあるわけで。

この歌を聴くと、そういう、捨てざるを得なかったいろんなものを
切なく思い出したりもするわけです。

・・ま、ほんとに些細なことだけどねー(^_^;)

＊＊

ところで、どこが「ちょいエロ」なのー？
歌詞じゃそこはかとなさすぎてよくわかんないけど、
あの彼女の描写は、そういうシーンの記憶ってことなんでしょーか？