で、授業が終わって。
10分弱の休憩をはさんで握手会になったのですが、
まぁ着替えた王子の美しいことってばっ!!!
今まで隠してた輝きを一気に出しました的な美しさ。
王子様です、まぎれもない王子様がそこにいらっしゃいます。
1階席の1番前から握手になるのですけども、
なんせ先ほども書いた通り、こじんまりした会場。
・・・・握手時間が、な・が・いっ!!!!
えーとね。
舞台上にはスタッフさんが2人。
男性スタッフさんが進ませ係、女性スタッフさんは引きはがし係。
最初はずいぶん長いなぁって思ってたんだけど、
途中から引きはがしのおねーさんが頑張りはじめまして、
若干短くなりました。
私なんて2階席の後ろのほうだから、かなり短縮されてるはず。
でも、それでも結構長いです。
私が経験した中では一番長いです。
引きはがしのおねーさんも頑張ってるんだけど、
王子から何か話しかけてくれてるのもよく見かけます。
そして、ワタクシの番が来ました。
舞台に上る前から足がカクカク言い始めるわけですが、
人を蹴倒すこともなく、王子に抱きつくこともなく、
無事に王子の前に立ちました。
覚えてるのはー、
ライトを浴びた王子がほんとにほんとに綺麗で、
輝いててキラキラしてて、
腕の産毛までもキラキラしてて、
鼻のラインも顎のラインもほんとに綺麗で、
この世にこんな綺麗な人がほんとにいるんだなぁ、って思って、
ふわっと握っていただいた右手、
添えていただいた左手、
その左手がポンポンって私の手を軽く励ましてくださって、
そういえば背中におねえさんの手の感触があったような(笑)
いや背中の神経、通ってないからあのとき。
全神経は、王子と握手してる右手と王子見てる目に行ってるから。
転ばないように舞台下りたのは覚えてるなあ。
でも、そこからどうやって席に戻ったのか、本気で覚えてないなあ。
席に着いたあと、
となりの娘さんと呆けたように笑いあったのは覚えてるけど。
呆けたまま握手会も終わりました。
舞台から消えた王子。
だけどやっぱりもう一度王子が見たくて、
アンコールの拍手になるわけですよ。
ライブじゃないのにアンコールって、って思うんだけど、
それでもまだ、まだ終わりにしたくないですよ。
会場には音楽が流れてて、それが「卒業TIME」なわけでして、
そりゃもう、ねえ。
出てきた王子も、
「ライブじゃないのに何すればいいんだか」的な、
気恥ずかしそうな面白がってるような表情でしたが、
「ひとつあった!最初にはやったのに終わりにやってなかった」って、
「起立!礼!」のご挨拶して、本当の終わり。
階段下りながら、うしろの知らない娘さんたちが、
「終わっちゃった・・明日から現実なんだ」
「夢みたいだったねえ。夢みたい・・夢だった・・どっちだろう」
「そこは『夢みたい』がいいよ、ただの夢じゃないもん」
うんうんうん。
夢みたいな時間だったね。
でも夢じゃなかったよね。
頭の中には知識もあるしね。
[6回]
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